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・AKさん 30歳女性 会社員
・iFSカスタマイズドイントラレーシック、22万円くらい
・2013年12月
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レーシックを受けた理由
私は中学時代から徐々に視力が低下し、当時は両目の視力に差があったため、メガネではなく最初からコンタクトレンズを使用していました。
その後、両目の視力の差はなくなっていきましたが、外出時はコンタクト、帰宅後はメガネという生活を送っていました。
ただ、社会人になってからパソコンを使用する時間が多くなり眼精疲労がひどくなってきました。
またコンタクトレンズは日々の手入れに加え、洗浄液を買ったり、コンタクトの残り数量を見ながら休日に眼科に行ったりといった手間暇を負担に感じるようになり始めました。
そんなとき、友人の中にレーシックを受けたという人が出始めました。
一回の手術代は大きいものの、コンタクトレンズを使用し続けるランニングコストや手間暇を考えるとレーシックを受けたほうがお得なのではないかと考え、手術を受けることにしました。
2つのクリニックに行ってみた
レーシックを受けるにあたって、最初は、友人から紹介してもらった◯◯眼科に検査を受けに行きました。
友人が受けた眼科であり、安心できそうだというイメージを持って、検査で問題がなければここで受けてしまおうと考えていました。
ところが、行ってみた際にいくつか気になる点があり、私自身は◯◯眼科で手術を受けることに不安を覚えたため、最終的には別の新宿近視クリニックで手術を受けようと思いました。
◯◯眼科で気になったこと
参考までに◯◯眼科の気になった点を記載します。
適応検査の結果数値が開示されなかった
気になった点の1つ目は、適応検査→カウンセリング→手術という流れが事務的に感じたことです。
カウンセリングは眼科医との個別面談になりますが、適応検査の結果は私には開示されず、「レーシックを受けられますよ」の一言で終わってしまいました。
数字についての私の質問に対しても誠実な回答が得られず、自分がレーシックを受けても良いのかどうか不安が残りました。
一番高いプランを勧められた
2つ目は、カウンセリングにおいて、視力が低いため多くの角膜を削る必要があると言われ、一番高い最新型の機械を使うプランを勧められたことです。
その手術をすると予算オーバーになるのですが、適応検査の数値が開示されていないので、本当にその手術が必要なのか私には判断できませんでした。
そのまま流れで手術日も予約してしまいましたが、あとから考えるほど不安が募り、この眼科では納得できないと思うに至り、別のクリニックで検査を受けてみることにしました。
新宿近視クリニックへ
次に訪問した新宿近視クリニックは、◯◯眼科に比べると、設備がやや古くてごちゃごちゃしている感じがしました。
この点はデメリットでしたが、医師からは納得感のある説明を受けることができました。
具体的には次のようなことです。
私の角膜の厚みであればもう一回手術は可能
角膜強化法は不要であること
最新型にこだわらずリーズナブルなプランでも問題ない
その説明をしてくれた方は、ご自身もレーシックを受けたとのことで、実体験をもって話してくれたので個人的にとても安心できました。
最終的に、◯◯眼科の予約はキャンセルして、新宿近視クリニックで22万円のプランでレーシックを受けることにしました。
当日の大まかな流れ
手術は3連休初日の午後に予約しており、連休中は特に予定を入れずに休養できるようにしました。
手術当日は下記の流れで、トータル1時間程で終了します。
手術前の視力検査
カウンセリング(手術内容や術後の注意事項についての説明)
レーシック手術
10分ほど安静にして休憩
レーシック手術当日はきちんと説明を受けて闇雲な不安はなくなっていましたが、それでもやっぱり心配です。失敗したら失明するのでは?など悪いことばかり考えて、ぎりぎりになってもやっぱりやめておけば良かったかなぁとウジウジしていました。
そんな私を見かねてか、スタッフさんたちはいつも以上に優しく「そんなに緊張しなくても大丈夫ですからね」と声をかけてくれました。
レーシック手術の流れ
1. フラップの作成
カウンセリング後、殺菌と麻酔の目薬を点眼し、髪の毛を覆うキャップをかぶって待機します。
名前を呼ばれたら手術室に入り、まずはフラップを作成する機械の手術台に寝転がります。
医師の「始めます」という言葉のあと数秒でフラップ作成は完了しました。この時点では、視界が白くぼんやり霞みがかった感じがしました。
2. 角膜のレーザー照射
次に、隣の部屋に移動して、レーザーを照射して角膜を削ります。
再度手術台の上に寝転がると、目の周りにシールを貼って眼球を固定され、レーザーを角膜に当てました。
一瞬、焦げくさい匂いがしましたが、もう片方の目も同じようにやって、手術はあっという間に終了しました。
3. 休憩室で目を休める
手術後、麻酔でゴワゴワしている目を細めながら休憩室に移動し、もう一度目薬をさして、10分ほどリクライニングソファーに寝て安静にしていました。
角膜を削ったという実感もなく、麻酔の違和感と涙腺が緩い感覚だけが残りました。
その後、目を保護するために透明なメガネを借りて、涙でショボショボする目をこすらないように我慢しながら帰宅しました。
レーシック直後の視界について
レーシックの威力を一番最初に感じたのは術後すぐです。
手術室を出て前室に移動道中、すでに見えるようになっているんです!少し曇っているような感じもするのですが、コンタクトを付けている程度には見えているんです。
少し安静にしてから、今後の説明を受け点眼薬をもらい、目を保護するためのサングラスを借りて家に帰りました。
帰ってから少しすると麻酔が切れてきたのか、たまねぎを切った手で目をこすってしまったような、目を開いていられないしみるような痛みを感じました。これはちょっと我慢ができなかったので、その日は何もせず早めに寝ることにしました。
翌朝、起きてみてさらにびっくりです。
まったく何も付けていないのに、テレビに表示された時間がはっきり見える!遠くに貼り付けてあるカレンダーの日にちが見える!
あまりの見えっぷりに、カーテンを開けて遠くの景色をあちこちみまわしました。
翌日検診
翌日、クリニックに行って視力を測ってもらうと、右目は0.09→1.5、左目は0.07→1.5になっていました。
手術日当日のような涙腺が緩いという症状も収まっており、コンタクトがゴロついているような違和感だけが少し残りました。
ですがそれも1週間程度で治りました。
右目:施術前0.09→ 施術後1.5
左目:施術前0.07→ 施術後1.5
【まとめ】レーシックを受けてみて
現在、レーシックを受けてから約5年経っていますが、いまでも両目の視力は1.5をキープしています。
手術にはお金がかかりましたが、コンタクトや洗浄液の継続的な購入代金や、何より日々の手間暇を考えると受けておいて本当によかったと思います。
仕事上も、国内・海外への出張が多い部署に異動しましたが、出張のたびに予備のコンタクトや機内持ち込みできるサイズの洗浄液を準備しなくてもよくなったので非常に楽です。
とはいえ、レーシックはあくまで手術ですので、一定のリスクを伴います。視力が思うように回復しなかったり、不幸にして後遺症が出てしまったりする方もいます。
そうしたリスクを考慮したうえで、自分が納得できるクリニックを選ぶのが大事だと思います。